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2024/04/29 12:37 |
がん発生の環境要因
がんを起こす環境的な要因には共通性があって、それらは皆遺伝子に傷をつける能力があるのです。
具体的な例を挙げると広島、長崎に原爆が投下されましたが広島の被爆者の間には日本人の平均の10倍以上の頻度で白血病が発生しました。
これは放射線ががんを引き起こす大きな要因であることを示し、放射線の高いエネルギーがDNA を傷つけるからです。また紫外線もがんを引き起こす環境的要因の一つです。
紫外線は皮膚がんを引き起こします。
それは紫外線に対する保護作用成分である表皮メラニンの少ない白人に皮膚がんが多く、オーストラリアの白人に世界一皮膚がんが多いのも、こうした理由があるからと考えられています。
このことから最近ではフロンガスによるオゾン層破壊が紫外線の量を増大させ、皮膚がんが増大するのではと懸念されています。
他の環境要因としては、化学物質、タバコや食品添加物、大気汚染物質などの人工的なものはもとより、わらび、ピーナッツに生えるカビ、消化管内の食物の残りかすなど自然界にも発がん物質があることが分かってきています。
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2008/10/06 20:09 | Comments(0) | TrackBack() | がん発生の環境要因
がん予防
人は他の生物と比べて異例に長生きする生物なので、がんになる確率も非常に高くなる宿命を持っています。長生きをすれば当然がんになる可能性も高まるのです。
その確率ですが中高年になってから加速度的に増えます。
ですから若いときから生活習慣を正すように心がけて、がんになる年齢を少しでも遅らせる努力が現時点でのがん予防の基本姿勢となるのです。
まず認識として、がんは生活習慣病であることを知り、タバコなどのがんになる危険要因から遠ざかり野菜果物などの防御要因の知識を持って少しでもがんから遠ざかるような日常生活を送るように心がけなければなりません。人の細胞に存在する遺伝子は放射線や紫外線、ウイルス感染などにより常に障害を受けています。そしてそのような状態が繰り返されると細胞の中の遺伝子の障害が段階的に進み、最後には性質、姿の異なったがん細胞へ変わって行くのです。
そうして誕生したがん細胞は無制限に増殖して腫瘍の塊を形成します。それらは浸潤、転移する悪性の高い細胞へと変わりながら、がん患者を死に至らしめます。

2008/10/06 20:57 | Comments(0) | TrackBack() | がん予防
がん予防
がんの予防法として、まず挙げられるのが禁煙です。日本人の全がんの2割以上、

肺がんの少なくとも7割、喉頭がんの9割は喫煙の習慣が影響して起こっていると言われています。

特に喉頭がんは、タバコの煙がダイレクトにのどに当たるのでとても危険です。

喫煙しなくても周囲の喫煙者の影響で肺がんの危険度は2~4割増加します。
ただ喫煙者で15年間禁煙すると危険度は徐々に低下し並のレベルまで低下するようです。タバコを現在吸っている人も15年止めることができれば普通の状態に近づくということです。

また、飲酒の習慣もがんの危険度を高めます。特に上部消化官がんの危険度を高め、これに喫煙習慣が重なると危険度はさらに数倍に高まり食道がんでは30倍以上となり、口腔がんや咽頭がんも同じような傾向を記します。

他のがんの予防法として健康のために運動することは全てのがんの危険度を低下させます。
一方運動不足は食事による高カロリー摂取とともに肥満を招く要因となります。

これは乳がんや子宮体がんなどのようなホルモン関連のがんの危険度を高めます。そこでがん予防のためには脂肪やカロリーの摂取を抑えて軽く汗を流す程度の運動が必要なのです。

2008/10/06 21:25 | Comments(0) | TrackBack() | がん予防

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