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2024/03/29 23:46 |
膀胱がんとは
膀胱は骨盤内に位置し、腎臓で作られ、腎盂、尿管を経由して流れてきた尿を一時的に貯留する、一種の袋のような役割を担っています。

膀胱がたまった尿で伸縮されると、それを尿意と感じ筋肉が収縮されることによって排尿して膀胱より尿を出し切るといった働きがあります。

膀胱がん
の内側を覆っている粘膜から発生し、その粘膜上皮の移行上皮細胞が、ガン化することにより発生して、全体の約90%が尿路上皮ガンです。

日本での膀胱がんの発生率は人口10万人当たり男性6~7人、欧米での発生率の約5分の1です。加齢とともに発生頻度が増加し、特に60歳以降に多く発生し、男性は女性の3~4倍の発生頻度で20歳未満の発生は極めてまれです。

膀胱がん
再発が起きやすいと言われています。

尿の通り道の尿路全体は移行上皮という組織で覆われ、その移行上皮を経由して転移しやすいので再発がおきやすいのです。

再発は膀胱に主にしますが、尿管や尿道にもまれに再発するようです。
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2007/10/03 16:38 | TrackBack() | 膀胱がんとは
膀胱がんの原因
膀胱ガンの原因は、さまざまな要因が考えられ、一つに断定する事はできませんが、喫煙者は非喫煙者の2~3倍の発生率であり、男性の50%以上、女性の30%の膀胱ガンは喫煙のために発生するとも言われており、膀胱ガン発生の最大の原因です。タバコが悪いことは間違いないようです。

他の要因として、膀胱結石を持っている患者に膀胱がん発生することがまれにあります。

エジプトではビルハイツ住血吸虫と言われる病気の患者に膀胱がんが高頻度に発生することが知られています。これは膀胱が長期間、住血吸虫によって慢性的な刺激を与えられることが原因とも考えられています。

また特にアニリン系の色素など芳香族アミンという化学物質、代表的なものにベンチジン、ナフチラミンを扱う職業に従事する人に膀胱ガンが多く発生することは19世紀末から指摘されていたのですが、現在はそれらの発ガン物質と膀胱がんの関係が証明されたことにより製造使用が禁止となっています。

また薬物としてはシクロホスファミド(抗がん剤)フェナセチン(解熱鎮痛消炎剤)などによって膀胱がんが誘発されるとも言われています。

他は子宮ガンに対する放射線療法、緑黄色野菜の摂取不足、高蛋白質食、ぜんまい、わらびの摂取も膀胱がんの危険因子とされています。

逆に水分を多く摂取すると膀胱ガンの発生頻度が低下するとも言われています。

2007/10/05 18:10 | TrackBack() | 膀胱がんの原因
膀胱がんの症状
膀胱がん初期症状としては、血尿、がん部のしこりと痛みの3つです。最初の症状は、ほとんど痛みを伴わない血尿で断続的におきます。

血尿は長い場合は一年以上続きます。そして進行の度合いが深まると頻度が増します。膀胱がんは他のがんと比較しても早期より症状が起こりやすいのが特徴的です。そして発生した部位により排尿通、排尿困難を伴い、膀胱炎を併発する場合でも、それらの症状が起こります。

それに通常の膀胱炎に比べて抗菌剤の内服をしてもなかなか治りません。また、上皮内がんでは排尿痛、頻尿が主症状であることが多く血尿は伴わない場合も多く見られます。

がんが進行して膀胱壁内に深く浸潤したときも血尿や排尿通が伴います。また、がんが尿道口の出口に浸潤した場合は、尿の通過障害を起こし、尿管が拡張してくることがあり、これを水腎症と呼びますが、 わき腹や腰も痛むようにもなります。

いずれにしても異常な出血があった場合は膀胱がんの可能性を疑い、すぐに検査を受けましょう。

2007/11/07 19:59 | TrackBack() | 膀胱がんの症状

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